はぴねす整体院・海田院です。
整体を受けたあとに体調が悪くなった…という話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
好転反応はけして悪いものではありませんが、知らないとびっくりしてしまいます。
今回は好転反応についてご紹介します。
整体の好転反応とは?
整体の好転反応とは体が良い状態に戻ろうとする過程で出現する症状です。
不快な症状も多いため「もしかして整体が体に合わなかったのでは?」と不安に感じる方もいらっしゃいますが、そうではあり
好転反応は整体を受けた翌日から3日目に症状が出現し、症状の出現から24~48時間程度で消失すると言われています。
生活できないほどの強い症状や、3日以上症状が続く場合には、別の病気の可能性がありますので、医療機関の受診をおすすめします。
好転反応はなぜ起きるの?
整体を受けることで、体のバランスや血流・リンパの流れが変わることや、老廃物を体外に排泄しようという体の働きによって好転反応は起こります。
整体を受けることで姿勢が変わるので、脳や体がびっくりしてふらつきやめまいを感じることがあります。
また今まで滞っていた血液やリンパの流れが改善しますので、ほてり感や微熱が出る方もいらっしゃいます。
また整体後は体にたまった老廃物を体外に排出しよういう働きが強まるので咳や痰、汗が出たり、湿疹が出たり、排泄物のにおいがきつくなることも。
整体を受けることで一時的に老廃物が体にたまるので、体の解毒器官で肝臓や腎臓が負荷がかかってしまい、だるさを感じる方もいます。
好転反応は誰にでも起こるものではなく、起こらない人もいます。
体の内外のバランスが大きく変わることで好転反応は起こりますので、不快な症状を長く抱えてきた方は起こりやすい傾向があります。
また、今のお体の状態では耐え切れないほどの強い刺激のある施術をうけてしまった際にも好転反応は出現します。
好転反応の有無と整体効果の有無は関係ありません。
好転反応が出なかったからといって、整体の効果がないわけではありませんので、ご安心くださいね。
好転反応の主な症状
倦怠感(だるさ)、眠気、ぼんやり感
- 動悸
- めまい、ふらつき
- ほてり・発熱
- 腹痛・吐き気・下痢
- 咳や痰
- 皮ふの湿疹、かゆみ
- 発汗が増える
- においや色の濃い尿や便
- 筋肉痛
好転反応が起きたらどうしたらいいの?
ゆっくりと休む
好転反応の対処法として最も大切なのが体を休めること。
もしできるのならば、お布団でしっかりと休むと良いでしょう。
お仕事がある方でしたら、なるべく早く帰宅し、帰宅後はゆっくりできる時間を取れると良いですね。
日頃スポーツやトレーニングを楽しんでいる方も、好転反応が出現している期間は激しい運動を控えましょう。
水分を摂取する
水分を摂取することで老廃物を体外に排出しようという働きが高まります。
好転反応が出ている期間中は、1日2リットル程度を目安に水分摂取を心がけることをおすすめします。
摂取する水分は水やカフェインレスの飲み物で、常温のものがおすすめです。
日頃、実は水分は意外と摂取していないもの。
テーブルの上など目につきやすい場所にポットとコップを置いて、意識して水分摂取できるようにしておくと良いですよ。
また水分摂取量は目安です。体重によって必要な水分量は異なります。
2リットル摂取することで気分が悪くなるようでしたら、量を少し控えても良いでしょう。
アルコールやタバコ、刺激物はおやすみを
アルコールやタバコ、辛い食べ物などの刺激物や体に負荷をかけてしまいます。
好転反応が出ている間は控えてくださいね。
湯舟につかる
だるさや発熱がなければ、湯舟にゆっくりと浸かってみましょう。
入浴は全身の血行を良くし、副交感神経を優位にさせてリラックス効果があるので、老廃物の排泄効果を高めてくれます。
普段はシャワーだけ…という方も、ぜひ湯舟に浸かってみてくださいね。
軽いストレッチ
好転反応が出ている間は激しい運動はNGですが、10分~15分程度の軽いストレッチはおすすめです。
ストレッチを行うことでリンパの流れが良くなりますので老廃物の排泄をスムーズにしてくれます。
ただしだるい場合や発熱している場合、体を動かすことで気分が悪くなる場合にはムリせず、ゆっくりと体を休めてくださいね。
もみ返しとは違うの?
施術を受けた部位が傷む場合や、アザができている場合にはもみ返しの可能性があります。
また好転反応は体の全身的に症状が出現しますが、もみ返しの場合には施術を受けた部位のみのピンポイントで痛みが出現する点も異なります。
当院では患者様の今現在の体を丁寧に見極め、強すぎる施術は避け、好転反応が起きにくいように丁寧に施術を行っております。
患者様が一番不安になるのは、好転反応に対して知識がないままに好転反応が出現してしまうこと。
なぜ症状が出現しているのかわからなければ、心配になってしまいますよね。
当院については好転反応の症状や対処方法につきましてもお伝えしております。
こまやかなコミュニケーションで、少しでも好転反応への不安を和らげるように努めております。
ご不明な点や心配な点があれば、遠慮なくご相談くださいませ。