はぴねす整体院・海田院です。
今回は施術中にお客様からよく聞かれる質問にお答えします!
1.筋肉が固くなるのはどうして?
整体の施術を受けていると「ここの筋肉が固くなっていますね」と言われた経験が多いですよね。
筋肉は本来は弾力性に富んでいて、動きに合わせて伸び縮みする機能を持っています。
筋肉が伸び縮みすることによって、私たちは歩いたり、飛んだり、曲げたり、伸ばしたりなど、体を自由自在に動かすことができるのです。
そもそも筋肉は骨に付着し、骨の動きに連動して伸び縮みしてます。
腕の動きで例をあげますと、肘の関節の曲げ伸ばしと連動して、筋肉も伸び縮みします。
このように骨と筋肉は連動して動いていますので、骨格が歪んでしまうと、筋肉がスムーズに伸び縮みできなくなってしまいます。
これが筋肉が固まってしまう原因です。
筋肉が縮んだまま動かなくなって固まってしまったり、逆に伸びきったまま動かなくなり固まってしまうケースもあります。
2.ストレッチには体を柔らかくする効果はあるの?
ストレッチは体を柔軟に、柔らかくする効果がありますので、ぜひ取り組んでいただきたいセルフケアです。
ストレッチは固く縮んでしまっている筋肉を伸ばしてくれるので、筋肉はどんどん柔らかくなっていきます。
ただし、1日・2日やったからといってすぐに効果が見えるわけではありません。
筋肉は長い時間をかけて固くなっていきますので、柔らかい状態に戻るのも、ある程度の時間が必要です。
毎日継続して行うことで、筋肉はどんどん柔らかくなっていきますので、焦らずに続けていきましょう。
ストレッチは毎日継続することで効果が出やすくなります。
週に1回1時間やるよりも、1日5分でも10分でもいいので、毎日行うほうが効果的です。
テレビを見ながらなど、すき間時間を活用して毎日ストレッチできると良いですね。
特に筋肉が固くてストレッチが痛い場合には、お風呂上りに行うとスムーズですよ。
3.押さえると痛い部位と痛くない部位があるのはどうして?
押させて痛い部位は、筋肉が固くなっているよ、というサインです。
ちょっと複雑な体の仕組みにはなりますが、体の中には骨や筋肉、血管やリンパ、内臓だけではなく、神経も全身に張り巡らされています。
固い筋肉を押すと、神経を強く刺激してしまうので、他の部位より痛みを強く感じます。
また「痛い」「冷たい」「温かい」などの感覚は、神経を通じて脳に情報が送られることで、感覚を感じることができています。
しかし、ストレスなど何らかの原因によって神経から脳への情報伝達が乱れてしまうケースがあります。
そういった場合には痛みを非常に強く感じたり、あるいは痛みをまったく感じない、という場合があります。
神経から脳への情報伝達が乱れがある場合には「体が悪い」ということになり、さまざまな不快な症状の原因となっているケースが多々あります。
4.どうして水を飲むことが必要なの?
当院では患者様に「お水をしっかり飲んでくださいね」とご説明をしています。
体の50~60%は水分で、人間の体にとって水分は欠かせないもの。
筋肉にも水分が含まれていますので、水分不足になると、筋肉が固くなってしまうのです。
たとえば、牛肉を乾燥させて作るビーフジャーキーはカチカチですよね。
人間の筋肉も同様で、筋肉が水分不足になると固くなってしまうのです。
しかしビーフジャーキーを水につけておくと、また柔らかくなります。
人間の筋肉も水分をきちんと摂取すると、筋肉が柔らかくなっていくのです。
水分を摂取することで筋肉が柔らかくなりますので、しっかり水を飲むことをおすすめします。
5.治療した後は良いのにまた元に戻ってしまうのはどうして?
治療直後は痛みや不快な症状の原因となっている骨格の歪みや自律神経の乱れが改善されていますので、調子が良くなります。
しかし痛みや不快な原因となっている「悪い生活習慣」のままで日常生活を過ごしてしまうと、一度は調整した骨格や自律神経が再び乱れてしまうため、再び痛みや不快な症状が出現してしまいます。
治療後の良い状態を維持するためには、「良い生活習慣」で過ごすことが大切です。
当院では患者様のお体の状態に合わせたセルフケアなどの生活指導習慣を行うことで、治療後の良い体を維持し、再発予防につなげています。
施術と生活習慣指導を合わせることで、良い体の状態を維持できる期間がどんどん長くなっていきます。
当院では、患者様のご質問に丁寧にお答えしています!
「体のことを知る」「自分の体の状態を知る」ということも、治療のひとつです。
体に意識を向けることで、施術はもっとスムーズに進みます。
何より患者様には納得して施術を受けていただきたいと考えています。
こんなことを聞いてもいいのかなと思わずに、どんどんご質問くださいね。